思い込むだけで、左半身不随になれるか

表題の質問ですが・・・なれるんです。

 

やってみたい人は頑張ってみてください。

 

学校に行きたくない学生や仕事に行きたくない大人は集合!!

根性が相当必要だけれど、病気の認定がもらえるようになれますよ、きっと。

 

そういう私ですが、小学校の4年生から、

二年がかりで左半身麻痺という謎の病的状態になりました。

 

段々、左手と左足の血行が悪くなりました。

ちょっと涼しい日には紫色に冷たくなっていました。

冷え性なんて生やさしいことではなく、誰が見ても異常な色でした。

 

そして、病院を転々と検査している内に

手足の感覚がなくなり、そして動かせなくなっていきました。

 

あり得ないことなんだけど、無意識に足がピョコンと伸びてしまう、

あの有名な体性反射まで、おかしくなってきます。

 

それは、あり得ないことなのです。

ついに「脳腫瘍」の診断が下りました。

仮病も徹底的に続けるとそこまで出来ます。

 

願う方法によって熱を出したりも出来ると思います。

でも、それだけのことを維持するのがとても大変なのです。

 

どうしてかと言えば、人間、うっかり寝たり、たくさん食べたりすると、

不用意に一晩で「良くなってしまう」のが人間だからです。

(仮病(けびょう)の場合に限りますが)

 

周りの大人が信じて疑わないほどの、目に見える立派な症状を

演技ではなく実現するために、もうクタクタになります。

 

でも、現代は多少演技してもCTやMRIがあるから絶対にバレますよね。

 

それでは、仮病(詐病)を成功させると幸せになるのかについて、

私の体験からお話ししましょう。

 

答えは「いいえ」です。

 

病院の人はみなとても親切だけれど、

本当はなんともないのに病気だと信じ込み続ける努力は

並大抵なことでは勤まりません。

 

元気なのに白いベッドで息を潜め続けるのはもうやりたくない。

そんなものです。

 

私みたいに引っ込みが付かなくなるほど続けると

本当に不幸ってあるよね、という気分になり、気が滅入ってきます。

 

わざとやっていることが、あまりにバカバカしく思えるほど

努力と、得られる結果が釣り合わないのです。

 

それに、今は検査機器が高度に発達しているから

昔よりもっともっと大変になっているでしょうね・・・大変だ。

 

私の病名ですが、「ヒステリー症状」だったと思います。

でもね、仮病だったけど、体の左右の発達がいびつになったほど効果的でした。

「仮病」にも格があると思います(笑)

 

大変なのはそこからです。

復帰の時に味わうイヤーなあれこれを先読みしたのなら

仮病なんか、結局損をするだけですね。

 

人生は一度限りですから。

 

仮病から復帰した私は、中学二年で「割り算」が出来ませんでした。

大変でした。